これは2015年度の太陽光発電能力の順位である。しかし、インドは2022年までにトップに躍り出る計画だ。
現在、インドは農村地域を中心に人口の2割の2億4,000万人に電気が届いてない。停電もいまだに発生する。こうした中、インド政府は太陽光・風力発電に力を入れ始めた。インド特有の気候を活かし、国内33箇所に「ソーラーパーク」を建設し、国内発電能力の向上に努める。また、国内132の空港施設の消費電力を太陽光発電で全てを賄うエコ空港を目指す。中国の発電能力は43.5ギガワットに対し、インドは100ギガワット、風力で60ギガワットと言うから驚きだ。
大気汚染問題、地球温暖化防止に向け、インドが主導権を取り各国の信頼を勝ち取る政策を推進すれば、日本企業の事業機会もここにある。